SL冬の湿原号やノロッコ号の

新聞にJR北海道の記事が掲載され、利用者の極端に少ない路線を廃線とし、バスによる代替え輸送などへと転換していきたいとの記事でした。以前から不採算路線を廃止したい旨の記事はよく目にしておりましたが、この夏に北海道を襲った大雨は追い打ちをかけるように各交通網を寸断していきました。JR北海道の被害は100億とも報じられており、釧路と札幌をつなぐ『スーパーおおぞら』は未だに再開できずの状態です。一日でも早く開通するためJR関係の方々は年内に復旧できる様に日夜作業をされているようです。

維持か廃止かの指標になるのが『輸送密度200人』(1キロ当たりの1日平均の輸送人数)だそうす。そこが妥当かどうかは分かりませんが、廃線となれば慣れ親しんだ方は淋しい思いをすることでしょう。

つぶやきたいのは 『釧路⇔根室』『釧路⇔網走』の両路線の今後の記事が載っておりました。(本日の釧路新聞)釧網線は「釧路湿原ノロッコ号」や「SL冬の湿原号」で多くの観光客を楽しませており、花咲線も「ルパン列車」が運行している路線です。新聞によるとJR北海道は沿線自治体とJR北海道よる「上下分離方式」も検討している。その発表に対する各自治体の長のコメントが載っており、皆さん地域に必要との意見で一致しているようです。ただ、嫌です、反対です、だけでは維持できないのも現実だと思います。北海道の冬は雪も降れば路面も凍ります。冬の長距離移動には絶対的な安心感のある鉄路は欠かせないと私は思いますし、釧路周辺の観光としても欠かせない路線です。みんなが納得できる良い方向へ進むことを切に願っている汽車通学をしていた私のつぶやきです。(国鉄時代ですけど)

追記

来年1月下旬~2月の休日を中心に【SL冬の湿原号】が運行予定とのことです。

近年、車両の老朽化などによる運行日数減少や運行区間短縮等していますが、来年も運行予定との事、楽しみにしております。(機関車は今どこにあるのでしょうか?札幌~釧路間が不通の状況で釧路へ運べるのか心配です)