田中さん

平成28年4月4日 釧路新聞の記事で知りました。

釧路の隣町標茶町にある茅沼駅、無人駅になって30年、1日に利用する人は何人居るのでしょうか? そんな淋しい茅沼駅ですが観光地としては多くの方が訪れます。写真を趣味にされている方ならご存知の方もいるでしょう、茅沼駅にはタンチョウが来るのです。線路の真ん中に居るタンチョウの写真、SLを従えて舞うタンチョウの写真、多くの方がこの駅には思い出が有ると思います。

この茅沼駅で給餌をされていた田中さんが先月で給餌を終了したと釧路新聞に掲載されておりました。

昭和39年から茅沼駅の駅長さんが給餌を始められて50年以上、今年は4組のタンチョウの家族が訪れたそうです。

28年間毎日給餌をされた田中さんは、無人駅になる茅沼へタンチョウの給餌の為に引っ越しペンションを経営されたそうです。

タンチョウに給餌をするのが良い事なのか悪しき事かは私には分かりませんが、長い間給餌をされていた方の判断なのですから今の茅沼駅ではこの判断に間違いはないのでしょうね。

ただ、タンチョウとSLを1枚の写真に収めたい方はさみしくなると思います。(私もその一人です)

今後どの様になるかは分かりませんが、田中さん 長い間お本当に疲れ様でした。そして、ありがとうございました。