釧路を霧の街として覚えている方も多いと思います。10年以上前までは霧による視界不良で飛行機が着陸できずに帯広や女満別などの近くの飛行場に降りたり、出発空港へ引き返したりと多くの方を悩ませていました。
現在は殆ど視界がきかない状況でも誘導装置で着陸できる機体が多いようで、欠航便は減っております。
そんな釧路の霧ですが、逆手にとってお祭りにと『くしろ霧フェスティバル』が毎年開催されております。今年で30回目の開催で、野外ステージやレーザーショー、海炉市場などが予定されております。
霧をスクリーン代わりにしてレーザー光線で幻想的な模様を浮き上がらせるレーザーショーは美しく、音楽に合わせたショーがご覧いただけます。ただ、釧路は霧の日が多いのは間違いのない事実なのですが、お祭り当日、ましてその時間に霧が発生するとは限りません。霧が無いのでショーは中止 そんな横暴なことはできませんよね。今年で30回を数えるお祭りです、霧が無い時は代役の登場、それは煙です。釧路川の上を船が霧に見立てた煙を発生させレーザーショーを行っています。
天候相手のお祭りなので準備は大変でしょうね。今年は霧が発生するのか、しないのか、こればかりはいくら考えても切が無いですね。(おやじギャグですいません)
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